あれから6年半

大病を経験した過去を少し書いてみようかなと思います。

  

2018年に子宮頸がんが見つかりました。

特にこれといった不調はなく、不正出血がありました。(うすいピンクの)

  

後から知ったのですが

子宮頸がんの初期は症状がほとんどなくて

気付いた時には進行してしまっていることが珍しくないそうです。

  

わたしは生理日をつけていたので

それ以外の出血は変だなと思い受診。

  

婦人科の先生は

「がんかもしれないし、ただの炎症かもしれませんね。がんだったら子宮取りましょうね」

とあっさり。

淡々と話す先生を前に、わたしは青ざめていました。

  

検査結果は2週間後。

長い長い2週間でした…

考えすぎて脳みそがパンクしそうだったので

ただの炎症だと言い聞かせて過ごしました。

  

結果は子宮頸がん1b1(ステージ1と2の間くらい)

「あー炎症じゃなかったかぁ…」

割と冷静でした。

  

娘を二人出産していたので

子宮に感謝をしてサヨナラしなきゃと思いました。

これからも生きていくためにできる限りの治療しないとって。

でもやっぱり、帰ってからワーッと泣きました…

  

そして、

手術と治療が決まりました。

広汎子宮全摘出(子宮、卵巣、リンパ節などの切除)

+抗がん剤治療+放射線治療

  

この時わたしは、しないことを決めました。

  

ネットで同じ病気を経験した人のことを調べない。

  

でした。(夫からも調べること禁止令が出ました…わたしのことよく分かってらっしゃる^^;)

  

人によっては

経験談やいろんな情報で

安心できることもあると思いますが

わたしの場合は

悪い情報に目が行って不安がふくらむので…

  

手術も治療もやはりしんどいものでした。

  

術後は排尿・排便障害や下肢の腫れ

しびれに悩まされました。

何事もなく排泄ができることってありがたい。

ほんとに…

  

抗がん剤治療、放射線治療もこわかったですが

治療前は毎回

「がん細胞をやっつけてください」って祈っていましたね。

  

  

無事手術と治療が終わり、少しずつ回復してきたころに

更年期障害の症状が出できたため

女性ホルモンの補充が始まりました。

卵巣がなくなって閉経したのと同じ状態なので

今でもホルモンバランスが安定しなくてなかなか大変です。

  

一日の中でも状態がコロコロと変わったりで、まぁすごい(^^;

支えてくれる家族にはどれだけ感謝しても足りませんね…

  

最近定期検査があったので

あれから6年半経つのかぁってしみじみ。

あのとき早期に発見できて生かされているのだから

ありがたいな…

  

今の自分にできることを丁寧にして暮らし

感謝できる心をを大切に。

  

表向きには見えないけれど

きっとそれぞれに色んなことを抱えているんですよね。

みんなすごい。みんなえらい。

  

 

どうか、子宮頸がん検診、行ってくださいね…

  

  

最近久しぶりにyoutubeを開いてみたら

好きなyoutuberさんのミステリー作品がアップされていました。

7ヶ月ぶりの新作!!ドキドキ。

もったいなくて見れない…

ひとり上映会いつにしよ♪笑

  

もう11月!!?はやいなぁ…

  

ではでは、また(^^)/