書道を学び始めたのは、小学一年生の頃。

筆を使って文字を書くことは楽しかったのですが、お手本通りに文字を書くことには窮屈さを感じていた記憶があります。

高校時代は書道部に所属していましたが、そこは古典の臨書をすることよりも、一人一人が自由に表現することに重きを置いていました。そこで初めて筆を通して自分を表現できる喜びを知り、現在のわたしにつながる特別な体験となりました。

 

高校卒業後は長らく書道の世界を離れていましたが、ご縁があり子どもたちに字を教えることとなりました。それをきっかけに、古典的な書体から様々な筆遣いを学び、師範資格を取得。

教室では基礎の大切さを伝え続けましたが、子どもたちがお稽古に楽しさを感じているようには見えず、その姿が自分の小学生時代と重なりました。鉛筆の持ち方や左利きの矯正などの上司の指示にも疑問を感じており、いつも「書けるなら持ち方なんてどうでもいいのに」と思いながら持ち方を教えていました。

それでも、「書くことを仕事にできる。それだけで十分ありがたい。」と自分に言い聞かせて指導を続けていましたが、自分の心に深く向き合った結果、2023年はじめに自由な表現者としての書道家になることを決めました。

活動を始めてから、ありがたいことにインテリア書や文字デザインのご依頼をいただいたお客様からは、自分でも驚くほどの嬉しいお声をいただいています。ありがとうございます。

 

手で文字を書く・手書きの文字を見る機会が減ってきている現代ですが、手書きの文字には魂が宿っており、人の心を動かし、暮らしに潤いを与えるものと信じています。

手書きの作品は世界に一つだけ、唯一無二です。

わたしが心を込めて創作し、あなたにそのぬくもりをお伝えしていきます。

すてきなご縁を願って・・・